説明
父なる神、御子、聖霊、それぞれの位相と相互の働きについて考察し、三位一体の神が人とどのように関わってくるのか—を論ずる。異端反駁の苛烈な論戦を張りつつ涵養されていったエイレナイオスの聖霊神学、その全貌を解明する!
≪目次≫
序論
第1 章 エイレナイオスにおける「神の両手」の置き換えの思想
第2 章 エイレナイオスにおける善き神と人間の成長
第3 章 エイレナイオスにおける聖霊の人間への臨在
第4 章 聖霊の内在による信者の刷新
第5 章 人間を完成へと至らせる聖霊の働き
結論
大庭貴宣(著者)
1978 年東京生まれ。キリスト聖書神学校卒業。南山大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(宗教思想)。現在、キリスト聖書神学校教授。南山大学非常勤講師、南山大学大学院非常勤講師。日本福音主義神学会中部部会理事。
レビュー
レビューはまだありません。