説明
カウンセリングを「聖書的」にする要因は何でしょうか?聖書的なカウンセリングの「プロセス」とは、どのような進め方でしょうか。聖書的カウンセラーとして経験豊富なローレン・ウィットマンは、本書でこれらについて簡潔に分かりやすく答えています。クライアントの心に真の希望と変化をもたらすのはイエスです。目の前にいるクライアントにイエスをつなげるために、私たちはどのように働きかけるのか、その初めから終わりまでのプロセスを、解説とケーススタディを用いて紹介します。
聖書カウンセリングに万能の方程式はありませんが、本書ではプロセスの初期ー中期ー後期で、取り組むべき課題を示しています。各章ではそれぞれの課題を掘り下げ、ケーススタディを用いながら、クライアントをサポートするための具体的な方法が示されています。
悩んでいる兄弟姉妹を支えたいと願っているあらゆる信徒が、カウンセリングを通して人々を主の御元へ案内し、主の憐れみ深い御心、主の願いを共に求め、意図的な関わりができるようになります。
カウンセラーだけではなく、群れを愛し牧している教職者、支援に召されている信徒たちにとって、聖書的なカウンセリングの手引書として役に立つでしょう。
ローレン・ウィットマン (著者)
ローレン・ウィットマンは、2010年からCCEFにて教員兼カウンセラーとして勤務。ウェストミンスター神学校でカウンセリングの修士号、ミシオ神学校で上級専門カウンセリングの修了証を取得。Journal of Biblical Counselingの開発編集者でもある。Journal of Biblical Counseling誌では、著作者として彼女の経験と知識を提供している。また聖書的カウンセリングの方法論と結婚カウンセリングに特に重きを置いている。『A Painful Past』(P&R出版、2020年)、『A Biblical Counseling Process』(New Growth Press、2021年)など複数の著書を出版している。
EGC –
こういう本を待っていました。カウンセリングのことを勉強しても、いったいどのように始めたら良いのか?どこをゴールにして、何を大切にしてカウンセリングをしたら良いのか、モヤモヤとした疑問が晴れました。活用したいと思います。